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自然科学学習の宝庫 笠間市北山公園湖! [メダカ]

北山公園湖を、メダカを観察の主眼に、
ほぼ一周して見ました。
あまり人もおらず、お子様のおられる方には、
メダカを初めとした、動植物が、身近に見られ、
科学する心を、子供さん方に、
自然に身に付く、学習体得型の、
山と水の公園と思います。

私の好きな公園の一つです。

一回り写真で、案内してみたいと思います。



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'14/08/18 11:38 撮影
北山公園湖入口と標識。




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'14/08/02 12:22 撮影
北山公園湖に降りるなだら坂!



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'14/08/02 12:04 撮影
なだら坂で出会ったチワワと飼い主からお聞きした、
愛くるしい犬。




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'14/08/18 11:14 撮影
北山公園湖全景。




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'14/08/18 11:18 撮影
ヒツジグサ(すいれん)



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'14/08/18 11:17 撮影
人懐こい緋鯉(ヒゴイ)。




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'14/08/18 11:18 撮影
蓮の花、まだ開きかけの蕾かな?




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'14/08/18 11:19 撮影
濃いピンクのスイレン


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'14/08/18 11:19 撮影
薄ピンクのスイレン


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'14/08/18 11:21 撮影
保護色のドジョウを見つけるのも、
公園散歩の楽しみか。


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'14/08/02 12:13 撮影
写真では、見分けにくいメダカの群れ。





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'14/08/18 11:22 撮影
メダカの群れる、上流のショウブ田と八ツ橋。
マムシにご注意あれ!





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八つ橋



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古代米圃場





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八ツ橋から、古代米圃場を見る。




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古代米圃場を望見。


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一見、シオカラトンボに見える、シオヤトンボ。
シオカラよりは少し小さく、ずんぐりとしております。
シオカラは平地にもたくさんいるのですが、
シオヤトンボは丘陵地や低山地などに生息しております。
トンボ科の中では、春一番に出現する個体です。




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北山湖の一番上流の水源。




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ミズバショウの水田。
ちょっと、ここには合わないかな?






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野生のキキョウか、花の時期が、栽培種より、
遅いようです。










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18年ぶり メダカの里帰り ! [メダカ]

IMG_7892.JPG
'14/08/18 11:14 撮影
野性化されて、18年目のメダカの生息する、
北山公園湖の全景です。



1996年9月28日、メダカ同好の士20名ほどで、
友部を流れて、涸沼川南川又橋の付け根で合流する、
枝折川で採集した数匹の種メダカを元に、
3年ほど掛けて、増殖して、1000匹近く、
放流して、18年。
笠間市商工観光課の方の、特別の計いで、
本日、’14年8月19日((火))、
そのメダカ14匹ほど、里帰りをさせる事が出来ました。

放流時、家畜化されたメダカは、その動きは、とても鈍重でした。
それから、野性化されて、18年。
その動きは、余りにも素早く、流石の私も、
30匹ほど、容易く捕獲出来ると、踏んでいたのですが、
15匹程、捕獲するのが、精一杯でした。

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'14/08/03 12:14 撮影
動かないと、土の色に同化して、見分けにくい、
野性化されたメダカ。



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'14/08/03 12:13 撮影
無数に、メダカの影が、泳いでいます。



野生の蒙古野馬が、ゴビ砂漠で、一旦絶滅しと云われておりました。
それを、世界各地の動物園で、飼われていた、蒙古野馬を、
再野生化するという遠大な計画が、今、
ゴビ砂漠で、試みられております。
数十頭の蒙古野馬の群れは、今では、野生を取り戻し、
その動作は、機敏で、獰猛だと言われております。

翻って、野性化されたメダカに話を戻すと、
一旦、水槽で飼われて、野生を失ったと思われていた、
枝折川の野メダカも、18年間も、野生に置かれていると、
蒙古野馬同様、野生の機敏さと、防衛本能は、
私を、てんてこ舞いさせた程です。

ミナミメダカの学名である Oryzias latipes は、
『稲の周りにいる足(ヒレ)の広い』という意味だそうです。
これからは、稲とムジナモとメダカの共存を、
我が家の水槽で、見て行きたいと思います。


IMG_7983.JPG
'14/08/19 14:29 撮影
学名の由来のごとく、稲の中の水槽で、
メダカを飼い、観察を楽しみたいと思います。

IMG_7980.JPG
'14/08/19 14:29 撮影
稲とムジナモの中を泳ぐ、
里帰りしたメダカ。



又、出来れば、18年間も、閉鎖された空間で、
生きて来たメダカの、遺伝子も、
見てみたいものです。
1年間に、2世代進むとして、単純計算して、
18年間、36世代下るという事は、
人間と比較してみると、人間の1代を30年と考えると、
30X36=1080(年)という計算になります。
西暦1,000年の我々先祖が、今に生きているのと同じくらいの、
遺伝的変化があるのではないでしょうか?

ちょっと、類推が、大胆過ぎるかも知れませんが、
考えようによっては、面白いと思います。


最後に、里帰りしたメダカの様子。
北山公園湖では、精悍で素早く、
野生そのものでしたが、観察用ボールに入れて、
良く見ると、若干栄養不足のように見えます。
湖水面積に比べて、メダカの数が多すぎる、
つまり、過密であると云えるのかも知れません。
(これは、あくまで、私見ですが!)

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'14/08/19 14:27 撮影
観察用ボールの中のメダカ。


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笠間市”土師みずほの会 めだかの池!” [メダカ]

8月11日、笠間市土師の”めだかの池”を見学に行きました。
国道355号を、石岡市方面から、笠間市に向かう途中の、
旧岩間町土師十文字交差点の笠間よりの、
右200メートル位の所にあります。

進入して、左側(北側)に、”土師みずほの会 めだかの池!”の看板が有り、
水車も、大小2基程ありますので、すぐにわかると思います。

”めだかの池”という触れ込みですが、
めだかは、”めだかの池”では見つかりませんでした。
自然界のめだかを見つけるのは、至難の業です。
田舎者の私は、古代米圃場の看板のある水路で、
3匹程見つけましたが、細君は、教えても見つける事が出来ませんでした。
昔の私の子供の頃の用水路、いわゆる”みーこ”に、
自然に溶け込んだ、保護色で、泳いでおりました。

この”土師みずほの会 めだかの池!”の周辺では、
下記の写真のような、野草や、水車、古代米の圃場などが、
ミニミニですが、見ることが出来ます。

”めだかの池”の名に、つられて行ったなら、
多分失望されると思います。
20年ほど前、私たちが、メダカを放流した、
旧友部町(笠間市)の北山公園池に行って、何万匹という、
めだかの群れに、遭われた方が、数段ベターと思います。
北山公園池は、指呼の間にあります。

以下に、”土師みずほの会 めだかの池!”のスナップ写真を、
貼付して見ます。







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土師みずほの会 めだかの池!




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古代米圃場



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古代米の稲穂



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水車


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めだかの池全景




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めだかの姿 3匹




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めだかのいる用水路
写真左下の用水路にて、3匹のメダカを認める。



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ノカンゾウ



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家紋で有名な沢瀉(おもだか)の花




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蒲(がま)の穂
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’92年めだか放流池、北山湖に再び行く! [メダカ]

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鯉を見ている親子連れ

久方ぶりに、’92年のメダカを放流した北山湖公園に行って見ました。
かつて放流したメダカの子孫が、メダカの学校よろしく、
すいすい泳いでいました。
小学校4年生の男の子二人を連れて、遊びに来ていた方も、
メダカの存在に気が付いておりませんでした。
おじさん達が、1992年に、この池にめだかを放流した旨説明すると、
「19年前だ!」と即座に答えが返ってきて、
メダカのすいすい泳ぐのを、興味深かげに見ておりました。


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元気に泳ぐメダカ

なかなか、自然の池で、泳ぐメダカを撮るのは、
私には難しいです。
見づらいと思いますが、ご了承ください。


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北山湖の上流です。
この先にメダカを放流しました。
メダカは、外敵に襲われないように、
浅瀬に棲家を求めます。
メダカの習性を知らないお母さんや子供たちは、
水深の深いところに、放流しました。
目の前で、ブラックバスやブルーギルの餌食になりました。
泣いていたようです。
それこそが自然界だということを、身を以って学んだようでした。


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自然界は、メダカだけでなく、人間様にも、
危険がいっぱいです。
まむしに注意の看板が、至る所にあります。
私たちが住んでいる里には、まむしはおりません。

マムシを、私たちは、”くちはび”と云っておりました。
ハビはハブに通じ、クチは、朽ちるに通じるのかもしれません。
これ以上は、素人でない、言語学者の世界と思います。



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この辺りは、メダカの天国です。
メダカの学校よろしく、群れをつくり、
すいすい泳いでおります。



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蛍の保護水域


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北山公園湖の上流(水源)




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満々と水を湛える北山公園湖



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1992年に、お母さんや子供たちと、野生のメダカを採取して、
そのメダカを、家々で、スチロールのトロ箱などを使って、増殖しました。
この北山公園湖に、そのメダカ達を放流した際の、
地元紙(茨城新聞)の記事です。
この放流に参加した子供たちも、今では30代の社会人です。
この子達が、将来の子供たちに、メダカを残したにもかかわらず、
看板一つないのは、残念です。
この放流に参加された当時の友部町長の常井貞利氏も、
今は、鬼籍に入られました。
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春のメダカと岩松鷹司著のメダカの本!再 [メダカ]


メダカ放流池 北山公園湖 10月30日撮影






メダカの泳ぐ姿は見えます。写真では、いろが同化して、よく見えません。


メダカの泳ぐ姿は見えます。


メダカ観察が、写真では、メダカの池めぐりになってしまいました。
景が良いのでこれで、これで満足していただければと思います。
参考までに、同河川水系の野生種のめだかを載せておきます。

安居のメダカです。


メダカの学校の新聞報道です。



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めだか放流池廻り!北山公園湖 [メダカ]


メダカ放流池 北山公園湖 10月30日撮影






メダカの泳ぐ姿は見えます。写真では、いろが同化して、よく見えません。


メダカの泳ぐ姿は見えます。


メダカ観察が、写真では、メダカの池めぐりになってしまいました。
景が良いのでこれで、これで満足していただければと思います。
参考までに、同河川水系の野生種のめだかを載せておきます。

安居のメダカです。


メダカの学校の新聞報道です。



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メダカの学校の生徒さん [メダカ]

メダカの学校の生徒さんでもある、竹箒作りの田山弥之ちゃんの再登場です。
田山弥之ちゃんは、竹箒作りやクリ畑の管理のほかに、
趣味としてメダカの飼育をしております。
メダカの増殖がとても上手です。
小学校などでもメダカを飼うのであったら寄付したいそうです。
隠居様で豊かな生活をエンジョイしている様が伺えます。

メダカの飼育層を伺う田山の弥之ちゃん


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めだかのミルキーと馬の毛色の佐目毛 [メダカ]

めだかのミルキーと馬の毛色の佐目毛とが同じ遺伝子Cremello という劣勢の乳白色化する遺伝子を持つとは奇遇である。
ミルキーめだかの遺伝子は、bbrrciciで表されます。黒、赤、乳白化の3つの劣性遺伝子を持っております。三性雑種を実験する良い実験材料として、ミルキーめだかは、有用視されております。
我が家で、静かに飼われているミルキーめだかを見てください。


ミルキーめだかの子群(竹内哲郎博士より譲り受けました)


佐目毛のコリエンテ嬢(クリオージョ) in 東大牧場

*めだか学 The Biorogy of the Medaka 岩松 鷹司著
 MEDAKA(KILLIFISH)Biology and Strains By T.YAMAMOTO
 参照させていただきました。
*東大牧場(東京大学農学部付属牧場)の取材許可はいただいております。


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安居めだかの採集地 今は見当たらない [メダカ]

今はめだかが見当たらない、安居めだかの採集地
今朝は、そこにタヌキモを放流してみました。
めだかも今年生まれたものを、めだかの学校の生徒たちと、
採集地に戻してみたい。


1990年代にめだかを採集した地点。今は見えませんでした。


ひるむしろか!


刈り入れ前の稲穂。オリジアス ラテペスというめだかの学名の意味は稲の硬骨魚という意味だそうです。


今朝放流したタヌキモ

*どうなるものやら。タヌキモも採集地には見当たりません。白鳥の来る池として有名ですが、為に汚染が進んだか?


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馬の毛色とめだか   [メダカ]

馬の毛色と馬
1:佐目毛(さめげ、Cremello) コリエンテ嬢 クリオージョ in 東大牧場

全体が真っ白か象げ色。道産子にまれに見られるようです。
そのまれに見られる佐目毛の馬がコリエンテ嬢である。
吉兆とされ、神社に奉納されることもあったようです。

佐目毛遺伝子は体色を薄くする。この遺伝子が、ホモ接合体となった場合佐目毛となり、ヘテロ接合体となって場合、河原毛か月毛となる。
めだかのばあい、佐目毛がミルキー、河原毛か月毛が白に対応する。

めだかの遺伝と馬の遺伝に共通する点があるとは面白いものである。
めだかのミルキーの遺伝子と佐目毛の遺伝子 Cremelloが同じとは楽しいものである。


CRの遺伝子をホモに持つ珍しい馬 コリエンテ嬢

コリエンテ嬢はアルビノではありませんでした。アルビノの目は赤いはず。
CRという乳白化する劣性遺伝子をホモに持つ馬と思われる。CRはCremello



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