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彫刻師富岡清と櫻川磯部稲村神社!  [彫刻師 桂山 富岡清]

昨年(2012年)12月3日の記事、
”今日、旧10月20日(12月3日)は、えびす講!”に、
彫刻師富岡清(富岡桂山)のひ孫さんという方から、
「もっと、富岡清(富岡桂山)について知りたい。」と云うコメントを頂きました。

平成4年10月24日、流鏑馬について調べている時、
櫻川磯部稲村神社を、訪れた折、
大正元年2月(1912年)社殿棟上再建に際して、
彫刻師が、私の大叔父、富岡清(富岡桂山)と云うことを知りました。

そこで、思い切って、桜川市磯部の、櫻川磯部稲村神社を、
再訪して見ました。

宮司さんにお会いして、富岡清(富岡桂山)の彫刻の写真を
撮らして下さるようお願いしましたら、お払いをして下さり、
拝殿を通り、本殿に上げて下さり、よくよく説明して下さいました。

彫刻については、ずぶの素人ですが、
写真を列記して見たいと思います。



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本殿から、社殿を見上げて、”常陽笠間 彫刻師富岡清”の刻。




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本殿にて、中央の紋服姿が、富岡清(富岡桂山)



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木鼻




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脇障子の龍の像
(私見ですが、この脇障子の龍の彫物が、経年変化を少なく、
気に入っています。)



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脇障子の虎の像
(空白の多いのは、2度の盗難で、梅の枝が、折られて無くなってしまわれたという事です。)



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虎と竹



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獅子と牡丹(?)



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本殿階段下の彫刻


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本殿階段下の彫刻




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回廊下の彫り物



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回廊下の彫り物





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本殿全景(龍の脇障子側)



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本殿全景本殿全景(虎の脇障子側)



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櫻川磯部稲村神社御社殿



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櫻川磯部稲村神社扁額



一人でも、多くのお方が、彫刻師の名と経歴を知り、
神社仏閣の彫物に接する。
これが、大切かなと思います。
ちなみに、彫刻師富岡清(富岡桂山)は、
江戸時代の名彫刻師後藤縫之助門下で、
兄弟子に、後藤保之助がおります。
後藤保之助の後継は、いわき平に健在です。

彫刻師富岡清(富岡桂山)門下には、鶴田清芳、横山一雅、
飯島徳三郎の名を聞いております。

私が、直に面識があるのは、横山一雅ただご一人です。
横山一雅の作品は、石岡市国分寺境内に、
都々逸坊 扇歌(どどいつぼう せんか)の彫物があります。
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モルモット

彫刻師の名前を検索しましたところこのサイトを見つけました。只今笠間稲荷神社にいます。笠間に来るとよくこの神社に来ては手水の彫刻を拝見して帰るのが好きでした。富岡清さんの彫刻は深い哲学のようなものを感じて大好きです。きっと私はほとんど読み解けていないでしょうが。今度機会を見つけて他の彫刻を探しに回りたいです。干支12支の古文も探してみようかな、読まないと読み解けない気がします
by モルモット (2020-09-08 16:30) 

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