鬼灯(ホオズキ)と盆の入りと! [民俗]
今日、8月13日は、盆の入り!
ご先祖様のお迎えの鬼灯(ホオズキ)を、玄関に飾りました。
これで、ご先祖様が、迷う事なく、
帰って来られると思います。
盆には、それぞれの所習慣があり、
これといった決まりはないと思いますが、
今年は、庭で育てた鬼灯を、玄関先と、
盆棚(精霊棚)に飾りました。
子供の頃は、ご近所の農家の庭先には、
決まって、鬼灯が植えてありました。
その当時は、鬼灯が、お盆と深い関係(意味合い)が、
あろうとは知りませんでした。
女の子たちは、鬼灯の実の中身を、
上手に抜いて、口に含み、独特の音色を出して、
遊んでいたのを思い出します。
如何云う訳か、男の子は、滅多なことではしませんでした。
私も、一二度、こっそり試みたことはありますが、
音は、出せませんでした。
話は変わりますが、生活の知恵と申しましょうか、
我が家では、花屋さんで、鬼灯を買うことはありません。
庭に植えて、鬼灯の成長とその花、そして赤い実を、
楽しみつつあります。
消費税も、馬鹿にはなりませんので、
我が家でできる楽しみは、お金をかけないように心掛けております。
ほおずきの栽培で、気を着けなければならない事は、
ナス科の植物なので、連作を嫌うことです。
それと、ホオズキカメムシの食害が、甚だしいことです。
農薬は使いたくないので、虫喰い葉は、
我慢するようにしております。
お盆の鬼灯として使う分には、
実のある所の葉は、落として使いますので、
実用上は、差し障りはありません。
今日は、月遅れのお盆の入りですので、
鬼灯について書いて見ました。
こんばん提灯で、お迎えです。
地植えの鬼灯(ホオズキ)
鬼灯(ホオズキ)のアップ。
面白い鬼灯(ホオズキ)のしゃしん。
2012/10/28 12:15 撮影
表皮が虫に舐められたのか、繊維質が,わずかに現れ始めた所。
かなり表皮が舐められて、中のホオズキの実が、
外から覗けるようになった所です。
7割方、表皮が透けて見えるようになりました。
9月30日の写真です。
10月7日撮影のホオズキ。
10月8日 遂に、表皮の取れたホオズキの実を、
見ることが出来ました。
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